千葉市議会にも政策立案推進検討委員会を!
議会運営委員会として議員提案政策条例の取組みの福岡市と政策立案推進検討委員会の取組みの鹿児島県を視察しました。
福岡市では平成9年以降で議員提案政策条例の提出は18件あり、15件可決されるなど議会からの条例発議に力入れて取り組んできたとのことです。千葉市は平成14年以降、1本ということで、遅れている実態も浮き彫りになりました。
条例制定においては、テーマ決め、調査視察、勉強会と条例策定に至るまで1年程度かけて議論していくという過程で、これまでも公共交通空白地域への交通確保の条例を制定し、バス路線運行見直しや社会実験の交通利便向上に取組むなど効果を上げています。
翌日視察したのは、鹿児島県です。平成19年から政策立案推進検討委員会を設置して、28項目の知事への政策提言、7項目は条例制定を提言し、予算反映につながっているとのことでした。
特徴的だったのは全ての議員から検討項目のアイデアを募集し、その後議員が参加する検討委員会で選定し、数回にわたるワーキングチームを設置して条例制定を進めるという仕組みです。
我々日本共産党千葉市議団としては毎議会条例提案を行なっていますが、議会として会派を超えてしっかりと議論し、条例制定をより積極的に行う取組みの必要性を感じました。千葉市にも政策立案推進検討委員会設置を超党派で求めていきたいと思います。
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